すべてをさらけだした日 再会編②
そして、あっというまに1日が過ぎようとしていました。
彼は明日仕事なので21時の新幹線に乗って帰宅する予定でした。
ですが・・・
私が話せていない事を何か察した彼がいて、車でぐるぐるとあてもなく走っていた
最中、私がもうこれは今はなさなければいけない。という天からの声が聞こえて
今まで自分か感じていたことを話すことにしました。
まず、ずっといつもあなたの魂が自分の心臓に張り付いている感じがしている。
今まで何か、誰といても、家族といても孤独感ばかり感じていたのに、この心臓が
いてくれるおかげで、私は安心感で一杯になっている。それが今までずっと続いている。
そのことを伝えました。感情があふれてきて、私は彼が運転する隣で号泣してしまいました。すると、膝に手を置いて、なでなでしてくれていました。
もっと深く話すために一旦車を停止できる場所に移動しました。
そのことを話すと、もっと話すことがあるんじゃないの?と聞かれました。
私はずっとずっと心に抱えていて、言えない事。もどかしかったこと。それを
話すときが来たと思いました。
しかし、話の内容が重すぎて、どうにも言葉が出て来ずにずっと沈黙してしまいました。
それを焦ることなく、根気よく話を聞く体制で彼は待ってくれていました。
何十分たったかわかりませんが、このままだと彼が帰る時間が迫ってしまうと思い
思い切って、話すことにしました。
彼は私にクンダリーニ現象が起こっていたことを知っていたので、
自分は、性的なことに対してあまり興味がなかったのに、そのクンダリーニエネルギーというものが発生してから、とても性欲のようなものが強くなっていて、とても激しい感情が
あるにもかかわらず、現実的に人と触れ合うという行為に対して、とても抵抗があり、拒絶してしまう。
どうしても恐怖のようなものがあって、今までそのような事ができないでいた。
この感情ってなんだと思う?と聞きました。
すると彼は人間は三大欲求というものがあるんだから、性欲と言うものがあって当たり前だよ。と
でも私は、自分にそういうのがあるのに、どうしても3次元的に人と触れ合ったりすることが怖くてできないでいる。とまた言いました。
なにか、過去性でトラウマがあるのか、性に対してのブロックがすごいと正直に話しました。彼も色々何かトラウマがあったのかと心配してくれました。色々一緒に考えてくれました。
そして、初めて車の中でハグをしました。
その時、本当に安心感で一杯になり、ようやくこの胸にたどり着くことができた。と
私の中の恐怖のようなものがなくなっていました。
彼が、「どう?なにか感じる?」というので
安心感で一杯だよ。と伝えました。しばらく抱き合ったままお互いのぬくもりを感じていました。本当にただただ安心感としか言いようがない肌のぬくもりでした。
つづく